example.com. 3600 IN A 93.184.215.14
A レコード(アドレスレコード)は、ホスト名を 32 ビットの IPv4 アドレスに結び付けます。ブラウザが example.com を開くと、リゾルバーが A レコード(IPv6 なら AAAA レコード)を問い合わせ、得られたアドレスに接続します。
書式
各 A レコードは、名前、秒単位の TTL、クラス IN、そして 1 つの IPv4 アドレスで構成されます。1 つの名前に複数の A レコードを設定でき、リゾルバーはそのすべてを返します。クライアントは通常それらを順に試すため、簡易的な負荷分散や冗長化になります。
A レコードとゾーン頂点(apex)
ドメインそのもの(example.com、いわゆる apex)には A/AAAA レコードを使う必要があります。apex には SOA と NS レコードがあり、CNAME はそれらと共存できないためです。多くの DNS 事業者は、対象の名前を解決して結果を A レコードとして公開する「ALIAS」や「CNAME フラット化」機能を提供しています。
TTL と変更
リゾルバーは応答を TTL の間キャッシュします。サイトを移転する前日に TTL を下げておく(例:300 秒)と新しいアドレスがすぐ反映されます。移転後は元に戻しましょう。
よくある質問
- 1 つのドメインに複数の A レコードを設定できますか?
- はい。すべてのアドレスが返され、クライアントがそのうち 1 つを選ぶため、負荷分散や別アドレスへの切り替えが可能になります。
- A レコードと AAAA レコードの違いは?
- A レコードは IPv4 アドレス、AAAA レコードは IPv6 アドレスを保持します。デュアルスタックのサイトは両方を公開します。
- A レコードで別のドメインを指せますか?
- いいえ、指せるのは IPv4 アドレスだけです。名前を別の名前に向けるには CNAME を使います(apex では使えません)。